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2007年9月19日水曜日

ちろりさん

ほんのちょっとしたことで、思春期の青少年は、大きく育ちもするのである。

そうだ。
もう一人、私の書いたものに、丁寧に赤ペンを入れてくれた人がいた。
京大卒落研出身の秀才国語教師、通称“ちろりさん”。女性である。中村雅俊の青春モノのドラマが好き過ぎて、憧れて、うっかり教師を志してしまったという。可哀想に。

このちろりさんが、不登校の私が所属していた文芸部の顧問だった。
更に、ちろりさんも片道二時間半かけて通う私と同じ沿線から、同じ電車で通勤しておられた。
あの地獄の通学(通勤)路、私はボロボロに潰れていたが、ちろりさんは元気に遅れずに毎日通勤しておられた。羨ましい…。

この方、私が生まれて初めて書き上げた小説を手放しで褒めて下さった。
その上で、ちろりさんが特に「素晴らしい」と思う箇所に青鉛筆、誤字脱字などの校正に赤ペンを入れて下さった。
先生だから、ちゃんと「アメとムチ」を使い分ける。…というか、この場合、ムチどころか、私の将来を考えたら、あの赤ペンも、青鉛筆も非常に有り難き幸せであった。

客観的な目線で、正しい国語力でもって、私を育ててくださる方に出会えたこと。
高校に行っておいて、よかった。

ちろりさん、お元気でしょうか。
あの赤ペン、青鉛筆の添削して下さった原稿を、私は今尚大事にしております。

んで、最近もうちょっと自分自身国語力を磨く必要があると、痛感する今日この頃でございます。