しかし。
戯曲を読んでいて得をした、ということが、今までの人生で思い当たらない。
いや、一度。…高校を卒業した後の話だが。
描いたマンガを持ち込み投稿してお会いする機会があった、かの竹宮恵子・萩尾望都を生み出した“ベテラン編集長”が、当時「プチ・フラワー」で連載していた萩尾望都の『残酷な神が支配する』について、
「…あのタイトルは、イエイツの戯曲からきてるんだよ。」
と語った時、その話に乗っかることができた、というぐらい。
…イエイツって言って、それが何なのか知っている人も珍しいわな、ふつう。
だからって、イエイツの戯曲をマトモに読んだことも無い。
読めよッ!…てカンジだが。いや、興味はあるんだ。
「戯曲を読んでも役に立たない」なんてことを、もしも今、先生が聞いたら、
「役に立てられないお前が悪い。」
と、逆に言われそうだ。